コロナで変わった子育て世代の暮らし。

8歳と4歳の兄弟を子育て中のMAYです。だんだんと日本でも、新型コロナウイルスの感染者数が増えてきましたね。都内では500人以上の感染者が確認され、危機感が高まってきました。そんな中、コロナウイルスによって、子育て世代のリアルな暮らしの変化、良かったこと、困っていることを、お伝えしたいと思います。

目次

コロナで変わった子どもの生活

新型コロナウイルスが流行する以前は、子どもは学校に行くことが最優先事項であり、多少の風邪や体調不良でも休むことはなかなかできませんでした。週に数回は習い事に通い、休みの日はショッピングモールに行ったり、公園に行ったり、レストランで外食することが当たり前の日常だったのです。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が発令され、学校が1ヶ月以上休校になり、子どもたちの生活は一変しました。自宅で過ごすことを余儀なくされ、エネルギーの有り余る子ども二人を家に閉じ込めておくも一苦労。はじめの1週間程度は、休みで嬉しい!と喜んでいた子どもたちですが、外に出られない、遊びに行けないということがストレスに。増えていくのは、必然的にゲームやテレビに向かう時間、子どもたちの喧嘩です。料理や工作など手を尽くしたものの、お互いにイライラが募ることも多かったです。週に一度は、誰もいない近所の公園に連れていき、発散させることはありました。

大人ですら、1週間でうんざりするような日常が、子どもたちは1ヶ月以上も続き、親子共々ストレスが溜まっていたと思います。出たくても出られない迷路に迷い込んだような、そんな気分でした。

本来なら2020年の4月から下の子が幼稚園に入園する予定で、やっと一人の時間ができる!と思っていた私にとっても、絶望のため息が出る出来事だったのです。しかも一年間の保育料を12ヶ月で割るシステムだった幼稚園の月謝やバス代を、1日たりとも登園、乗車していないのに払わねばならないというおまけ付き。ここまできたら、笑うしかないです。

そんな中、一番変化したのでは、と思うことは、子どもたちに向けられる、多少無理してでも頑張れっていう大人からの無言の圧力だと思います。

私立の小学校はどうなのか分かりかねますが、少なくとも子どもの通う公立の小学校では、ちょっとの風邪や体調不良で学校を休むなんて、ありえないというような風潮があります。自分の母校でもあるのですが、昔からそうです。季節の変わり目に体調を崩しやすい長男が気管支炎になっていても、熱がないなら連れてきてください、と担任に言われたことがあります。

それがコロナ禍で、体調不良なら無理して来なくてもオッケーです、自己判断でどうぞ、ということになりました。これは、私たち親子にとってはとてもラッキーなことだと感じています。

子どもの友達付き合い、ママ友付き合いの変化

新型コロナウイルスの影響で、子どもの友達付き合い、ママ友付き合いは大きく変化しました。コロナ以前が100%とすると、コロナ以降は20%程度になりました。

少し寂しいと思う気持ちもありますが、もともと女子トーク的なものや、グループが苦手なので、実はほっとしています。今までは、多少無理してでも子どものためになるなら、とママ友付き合いをしていましたが、子どもたちもお互いに誘い合うことは少なくなりました。今は本当に仲の良いお友達と月に1回遊ぶか遊ばないか程度です。

子どもたちは、学校や幼稚園で遊べるから、とあまり気にしていない様子ですが、子どもたちのコミュニケーションへの影響が気になります。

コロナ禍の働き方について考える

休校期間に在宅勤務を余儀なくされた方、仕事に行くことができなくなった方も多かったと思います。私の場合は、元々専業主婦だったため、下の子が幼稚園に入園したら、外で働こうと考えていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、幼稚園も休園。再開後は、熱がなくても鼻水や咳などの軽い風邪症状であっても、登園を自粛するように通達されました。そうなると、風邪を引きやすい下の子は、ほとんど幼稚園に行けない月も出てきます。

実際、今月は咳や鼻水で、トータル10日以上お休みしており、仕事しながら、子どもの面倒を見ている状況です。幸い、大人しく遊んでくれており、今のところ仕事への支障はありませんが、外で働いていたらと思うとゾッとします。

ここ数日の間に、近隣の保育園では、コロナのクラスターが発生していて、1ヶ月お休みになっているところもあります。子どもたちの通う、小学校や幼稚園も時間の問題だな、という心境です。

子育てをしながら働くことの難しさを、感じています。限られた中で、自分に今できることは、ということを改めて考えさせられているところです。

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