子供が発達障害かも。受診のきっかけは?

現在、小学3年生の我が家の長男は、軽度の発達障害(自閉傾向・ADHD傾向あり)と診断されています。我が家の長男が、受診したきっかけ、初診時の様子を記事にしてみました。もしかして子供が発達障害では?と悩んでいる、または受診を迷っている親御さんや保護者の方の手助けになれば、と思います。

受診のきっかけ

我が家の長男の場合、受診は本当につい最近(小学3年の10月)です。小さい頃から癇癪持ちでしたが、小学校に上がってからは少し落ち着いていました。しかし、怒りが爆発すると、まるで猛獣のように怒り狂うことはたまにありました。これまで、発達障害では?と思うことは正直、何度もありました。ただ、集団生活では困りごとがなく、学校の授業では毎回発表、テストはいつもほぼ満点。友達関係も良好という感じで、手がかかるのは、家のなかで家族がいる時だけだったため、もしかしたら私の育て方が悪いのか?と悩み続けました。色々な育児本を読み、試行錯誤してうまく行っていた時期もあったため、受診を避けてきたのだと思います。

そんな中、受診するきっかけになったのは、かかりつけのクリニックでの出来事です。いつもアレルギーの治療でお世話になっているクリニックに、インフルエンザの予防接種に行った時のことです。結論からいうと、クリニックで癇癪を起こして、柵を乗り換え道路に飛び出し、人感温度センサーを倒そうとして大暴れしてくれました。

そのことがきっかけで、クリニックから総合病院の小児発達外来を紹介してもらい、受診に至りました。その出来事自体は、トラウマレベルの事件ではありましたが、結果的にいい方向に向かい、誰かに助けて欲しいと思っていた私は救われることとなりました。

初診までどのくらい待つの?どんなことをするの?

かかりつけから紹介してもらったのは、その出来事から一週間後、初診はその翌日でした。翌日、私は仕事を休み、学校を休ませて、受診しました。

初診では、普通の小児科と同じく、問診票を書きました。普通の外来よりもやや詳しく項目の記入が必要だったと思います。母子手帳や病気の記録があると、記入がスムーズでした。

予約はしていましたが、1時間程度まち、診察室へ。診察は、女性のお医者さんが一人で行っていました。紹介状に記載された内容をもとに、本人に対して学校の勉強で大変なことはある?運動は好き?勉強は好き?などの簡単な質問があり、親に対しては生活面での困りごとなどを中心に質問がありました。

診察室には、風車やくるくる回るおもちゃなどが置いてありました。息子は先生の話をききながら、風車を持って診察室をうろうろしたり、回転椅子を回しすぎて膝を怪我したり、とかなり落ち着かない様子です。

先生からは、おそらくお子さんは、学校生活では相当我慢をしてるはずです、家での姿が本来のお子さんの姿だと思いますよ、と説明され、診断をつけるとすれば、自閉傾向がある軽度の発達障害、との説明が。

また、どんなことが得意で不得意なのかを知るために、発達検査をした方が良いだろうとのことで、後日、心理発達テストを受けることに決まりました。テストは最短で、初診の2ヶ月後とのこと(今月末に検査予定です)。

現時点では、まだどんな特性があるのか不透明ですが、早くテストを受けて、どんな特徴があるのか知りたいなと思う日々です。

検査の結果については、またお知らせしようと思います。

どこで相談したらいいの?

子供が発達障害かもしれない、でもどこへ相談したらいいの?と迷っている方も多いと多いますが、まずはかかりつけの小児科や医療機関で相談するのが近道だと私は感じています。

市の相談は悩みは聞いてくれますが、医療機関ではないので、診断はできません。大抵の場合、相談しても、〇歳まで様子を見ましょう、と言われ先延ばしになることも多いです。

診断が付いたら、学校はどうなるの?

我が家は、小学校入学時は診断がついておらず、小学3年の今まで普通級で過ごしてきています。息子の通う小学校には支援級があり、徒歩5分の別の小学校では通級指導教室もあります。ただ、息子の場合は、支援級は利用できないそうです。いわゆるグレーゾーンと呼ばれる範囲なのだと思います。

受診後、私はすぐに学校の担任の先生、発達支援の先生と話合いの場を持ちました。学校での様子を聞いてみると、学校では板書が大変そうで忘れ物も多いものの、学校の勉強自体にはついていけており、立ち歩きも妨害もない、発表もよくする、テストもほぼ100点、友達関係も良好。そのため、こちらで支援できることは何もないです、とはっきり言われました。

ただし、板書は少しゆっくり消す、という配慮をする、との説明がありました。

診断を受ける前と受けた後で、学校生活は、何も変わってませんが、親としては、関わり方を学ぶことができるようになりました。

ただ、宿題は家で集中力がないため、2時間も3時間もかかる。宿題が嫌で、癇癪を起こす。そんな状況です。

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